子供の心と脳を育てる!読み聞かせ絵本おすすめ10選&年齢別選び方

子供の心と脳の発育に良い影響を与える絵本の読み聞かせですが、たくさんの種類があるためどれを選べば良いのか迷ってしまいませんか?
子供が幼い頃は書店へ行って子連れでゆっくりと絵本の中身を見ながら選ぶことも難しいため、実は私も絵本選びに苦労していたひとりでした。
そこで今回は、年齢別でみる絵本選びのポイントと、実際に読み聞かせて良かったおすすめの絵本をご紹介します。
▼目次
年齢別の絵本の選び方
まずは年齢別で絵本を選ぶポイントをご紹介していきます。
0歳の絵本選び
0歳の赤ちゃんには、「視覚」や「聴覚」で楽しめる絵本を選ぶのがポイントです。
書いてある文章よりも、絵や読んでいるママやパパの声色を楽しんでいることが多いため、赤や黄色などはっきりとした色合いでシンプルな絵のものや、擬音が多く使われているものが良いでしょう。
抱っこの状態で本を楽しむことで、安心感や愛情を伝えることもできます。
1歳から2歳の絵本選び
この年代では少しずつ言葉を話し始める子が増えるため、簡単なストーリー性のもの、繰り返しやリズムが良いものがおすすめです。しかけのある絵本も楽しめるようになってきます。
少しずつ人の声に耳を傾けることができるようになってくるので、「読書」を始められる時期はこの時期だといわれています。
3歳から4歳の絵本選び
3歳から4歳の子供は、言葉の発達が進み、難しい言葉も話すようになってくるため、分かりやすい言葉で構成されているストーリー性のある絵本がおすすめです。
この頃になると簡単な文字を読める子供も増えるため、親子でコミュニケーションを取りながら読み聞かせごっこをして、お子さんに絵本を読んでもらうこともおすすめです。
5歳以上の絵本選び
5歳以上になると、登場人物の気持ちを考えながら読み進めていくことができるようになります。
また、少し難しいストーリーを理解できるようにもなります。
登場人物の気持ちが表現されていたり試練に挑戦したりするような、勉強になる本がおすすめです。
おすすめ絵本10選
子供に人気のおすすめの絵本をご紹介します。
絵本選びの参考にしてみてください。
1.だるまさんシリーズ「が・の・と」
出典:Amazon
ファースト絵本としてプレゼントする人も、多い人気絵本のだるまさんシリーズ。
だるまの赤い色は、赤ちゃんの頃から認識しやすいのがおすすめのポイントの1つです。
また、だるまの可愛らしい絵と共にだるまの動きや繰り返しのリズムもこの絵本が人気のポイントです。「ぎゅっ」「どてっ」などの擬音も自然と身について、親子で触れ合いながら読むことができるもの魅力です。
2.じゃあじゃあビリビリ
出典:Amazon
ファースト絵本として大人気。
初版が発行された1983年から長年愛され続けている絵本です。
擬音がたくさん使われ、絵だけではなく文字の配列も読んでいて楽しいところが魅力です。
赤ちゃんの頃には絵本のページをかじってしまうことも多いですが、この絵本は厚手でしっかりとした作りなので安心です。
3.はらぺこあおむし
出典:Amazon
グッズも多く売られている大人気の絵本です。
鮮やかな色使いと成長の過程、食べ物の名前も勉強になる1冊です。
読み聞かせ用のCDも販売されていて、音楽と一緒にストーリーを楽しむことができるのも魅力です。
4.いちにのさんぽ
出典:Amazon
リズミカルなテンポで読み進めていくことができる絵本です。
かわいらしい絵とストーリーが人気の1冊で、サイズが小さく扱いやすいところがポイントです。
「こんにちは」というあいさつを学ぶことができるところもおすすめです。
5.うるしー(あかちゃん学絵本シリーズ)
出典:Amazon
「あかちゃん学」を専門とし、東京大学あかちゃんラボを運営する開一夫(ひらきかずお)さんの絵本です。
「赤ちゃんが本当に好きな絵本を作りたい」という思いから、実際の赤ちゃんに審査員になってもらい、キャラクターの人気投票を行うと、その結果はお父さん、お母さんの投票とはまったく逆のものだったとか。
あかちゃん学絵本シリーズは、「うるしー」の他に「もいもい」「モイモイとキーリ」という絵本も発売されています。8ヶ月から13ヶ月までの赤ちゃんの好みを反映した絵本なだけあり、読み始めから夢中になる子供や何度も読んで欲しいと言ってお気に入りの1冊になる子が多いようです。
6.ぜったいにおしちゃダメ?
出典:Amazon
突然子供の目の前に現れたボタンに対してどう行動していくのかを楽しむ参加型の絵本です。
90パーセント以上がもう一度読んで欲しいとリクエストするというデータもあるほど人気です。
まだ2、3歳のころは脳の成長状態から我慢することが苦手な子供たち。それを利用して描かれている内容に子供は引き込まれながら楽しめます。
7.くれよんのくろくんシリーズ
出典:Amazon
シリーズ展開し、現在は4冊発売されているくれよんのくろくんシリーズ。
くれよんの中で出番が少ない黒を主人公にした絵本で、この本を通じてそれぞれの色(子供)に良さがあることやそれぞれの色(個性)を大切にしてほしいという作者の想いが込められています。
仲間はずれをしないことやそれぞれの良さや相手を認める大切さを、物語を通して学べる絵本です。
8.おたすけこびとシリーズ
出典:Amazon
カラフルな小人が登場するおたすけこびとシリーズ。
物語だけではなく、絵本の隅々まで絵を楽しむことができるのもこの本の魅力です。
さまざまな働く車が登場するので車好きな子にもおすすめです。
一冊一冊、物語や登場するものも違うので最初の1ページから最後の1ページまで飽きずに楽しめる絵本です。
9.なにをたべてきたの?
出典:Amazon
まっしろなぶたが、食べたものによって色がどんどんと変化していく絵本です。
優しい色合いの絵とリズミカルな物語で1978年の発売以来長く愛され続けている人気作です。
色の名前を学べるだけではなく、次の展開を想像する力も自然と身につけられる1冊です。
10.くだものだもの
出典:Amazon
カラフルで可愛らしいくだものたちが、真夏の海水浴場で繰り広げる愉快な行動の物語。
リズミカルで楽しい言葉遊びで描かれているので言葉を覚え始めた子供でも真似して口ずさむことができます。
くだものの名前も自然と覚えていくことができ、苦手だったくだものもこの本のおかげで食べられるようになったという子や、表情豊かなくだものの顔真似を楽しむ子もいるようです。
馴染みのあるくだものが題材となっているので物語に入っていきやすいこともこの絵本の魅力です。
まとめ
いかがでしたか?
鮮やかな色使いの絵、リズミカルで惹きつけられる物語、ユニークなキャラクターが登場するものなど様々な絵本がありますが、年齢に合わせて楽しみながら成長の糧となってくれると嬉しいですよね。
幼いころから絵本にたくさん触れておくと、語彙力や想像力、知的好奇心、思いやりの心が育まれ、感性が豊かになる効果が期待できます。また、忙しい日々の中でゆっくりと親子で触れ合う時間にもなるはずです。
子供と一緒に書店でゆっくり絵本を選ぶのが難しいときは、自宅で試し読みができるネット通販を上手に活用して、子供の反応を見ながらじっくり選んでいくのもおすすめの方法です。
お子さまが気に入る素敵な絵本に出会えますように。