子供の寝かしつけにおすすめ!読み聞かせ絵本15選

心と知性を育む絵本は、子供が眠る前の儀式として最適といわれていますよね。
寝かしつけの絵本といっても沢山の種類があり、本によって伝えたいことも感じることも違います。
絵本には、子供が成長する中で「知ってほしい、体験してほしい、感じてほしい」と思うことが詰まっているものです。
また、同じ絵本でも時によって違った反応を示すのが子供です。
そこで今回は、読み聞かせを通じて子供の成長を感じることができ、親子の絆もより深めることができるおすすめの絵本をご紹介します。
寝かしつけの絵本選びの参考になれば幸いです。
▼目次
寝かしつけにおすすめの絵本15選
1.ねないこだれだ
出典:Amazon
シュールな作品が多い「せなけけいこ」の代表的な作品で、寝かしつけの定番中の定番の絵本です。
「寝ないとお化けになってしまう!」という単純な内容なので、かなり小さいうちから読み聞かせてあげることができます。
けれど、子供にとってはちょっぴり怖い話かもしれません。
わが家の子供はこれを読むと「お化けになりたくないから寝なきゃ!」と布団をかぶります。
2.おやすみなさいおつきさま
出典:Amazon
子ウサギが、夜眠る前にベッドに入り、部屋にあるモノや、窓の外に見えるモノの一つひとつに「おやすみ」を告げていきます。
とても単純なお話ですが、静かに優しく読み聞かせていると、いつの間にか心が落ち着き穏やかな眠りを誘ってくれるでしょう。
この絵本は、雅子さまが子供の頃に読まれた本として話題にもなりました。
何度となく描かれる子ウサギの部屋のちょっとした違いを探すのが、わが家の子供は楽しいようです。
3.かいじゅうたちのいるところ
出典:Amazon
ある晩、いたずらをしすぎた少年マックスが、夜ご飯抜きでお母さんに寝室に閉じ込められてしまう、という所からマックスの空想の冒険がはじまります。
そして最後は、空想の世界から帰ってきたマックスも読んでいる私達も、お母さんの温かさを感じることができるお話です。
タイトル通り表紙にも本の中も怪獣がたくさん描かれているので、一見「怖い絵本?」と思ってしまいますが、内容は怖いものではありません。
子供は「絵が怖い…けど楽しいから読んで!」となる一冊です。
4.どんなにきみがすきかあててごらん
出典:Amazon
チビウサギとデカウサギが、眠る前にお互いがどのくらい好きかを競い合うお話です。
お互いに体を使って好きを表現するけど、全身を使われたらチビウサギはデカウサギにかないません。そこで言葉でどのくらい好きかを言い表します。
言葉の大切さを感じさせてくれ、幸せな気持ちで眠りにつける絵本です。
5.よるくま
出典:Amazon
夜中に、少年のところへ突然かわいいこぐまが訪ねてきます。そのこぐまはママくまを探していて、少年はママを一緒に探してあげる、というお話です。
ママがいない時の寂しさがわかるわが家の子供はこぐまに感情移入して、ママくまとの再会に「会えてよかったね」とホッとしながら聞いています。
6.おやすみはたらくくるまたち
出典:Googleブックス
題名通り、工事現場で働くブドーザーやコンクリートミキサー車などの車たちが、1日の仕事を終えて眠りについていくお話です。
車好きの子供にはとてもおすすめの一冊です。
我が家の車好きの息子は目をキラキラさせ、この本で工事現場の車を一通り覚えました。
息子ほど車に興味がない娘も、目や口がついた車たちが大好きです。
7.おやすみ、ぼく
出典:Amazon
かわいいオランウータンの子が、自分の体のパーツ(手や足など)をいたわりながら、一つひとつに「おやすみ」とあいさつをします。そして最後はお母さんにあいさつをして、自分自身にもあいさつをして、静かに眠りにつくというお話です。
手も、足も、目も、口も、自分の全てが大切なものなんだと教えてくれるような、優しい愛に包まれてゆっくりと時間が流れるような、ほんわりとした気持ちで眠りにつける絵本です。
8.おつきさまこんばんは
出典:Amazon
色々な表情をするお月さまに「こんばんは」と語りかける絵本です。
始まりは夜になった三角屋根のシルエットにお月さまが登場する所から始まります。
短い絵本なので「もう一回読んで」「もう一冊読んで」のリクエストにこたえやすいおすすめの絵本です。
9.おやすみぶっく
出典:Googleブックス
1歳前からの読み聞かせにおすすめの絵本です。
絵本に登場してくる生き物や乗り物に次々と「おやすみ」と語りかけていく読み聞かせの本ですが、「ザラザラ」「ふわふわ」「もこもこ」といった手で触って楽しむところが沢山あります。
また、カラフルな色合いは目で見ても楽しめます。
この本は「赤ちゃんの脳を育てるBABY TOUCHシリーズ」の一冊で、遊びを通じて脳を育てる「視覚」「聴覚」「認識力」「触覚」「情緒」を刺激してくれる絵本になっています。
10.おやすみゴリラくん
出典:Amazon
いたずら好きなゴリラくんは、夜の動物園で見回りをする警備員のおじさんが腰に付けていた動物たちのおりの鍵をこっそり拝借します。
おじさんの後をついて歩くゴリラくんは、行く先々で動物たちのおりのカギを開けて、みんなでゾロゾロとおじさんの家の中までついて行ってしまうというユーモアたっぷりのお話です。
読み聞かせとしては文字がとても少ない絵本ですが、おりから出た動物たちの行動、ゴリラくんのバナナを一生懸命運ぶネズミ、風船の行方、動物たちに気付いたときの奥さんの行動など、遊び心もたっぷりで親子で楽しめる1冊です。
おじさんの家に飾られている写真の数々で、おじさんと動物たちの関係性がみえてくる細かい仕掛けも魅力です。
文字が少ない絵本は、絵本ならではの想像力を掻き立てるという良さがあります。
11.だいすきぎゅっぎゅっ
出典:Googleブックス
うさぎの親子の何気ない1日のお話です。
うさぎの親子は事あるごとに「だいすき」といっては「ぎゅっぎゅっ」と抱き合います。
絵本の「ぎゅっぎゅっ」のタイミングに合わせて実際に子供を抱きしめてあげると、親子のスキンシップをはかることもできるのでおすすめです。
対象年齢は0~3歳となっていますが、わが家の5歳の子供もたまに照れくさそうに読んでと持ってくるので長く読める一冊ではないでしょうか。
12.オレ・ダレ
出典:Amazon
闇夜に浮かぶ11種類の動物のシルエットが「オレ・ダレ?」と次々と問いかけてくるという、参加型の絵本になっています。
兄弟姉妹がいると、子供達はワクワクしながらわれ先にと答えてくれるでしょう。
子供は動物の名前も覚えられるし、読んでいる大人も楽しくなってしまう絵本です。
13.おやすみ、ロジャー
出典:Amazon
世界各国で大ヒットしている絵本です。
眠る前に読むという儀式的な絵本ではなくて、この絵本は心理学の観点から「聞きながら眠る」をコンセプトに作られた絵本ですので絵は少なく文字が大半を占めています。
この本を読んだ人の間では、「寝かしつけに時間がかかっていた子供が嘘のように眠りついた!」という口コミが殺到している魔法のような絵本です。
わが家でも5歳の子供に読み聞かせてみたところ、読むたびに途中で眠ってしまうので、まだ一度も最後までは読んだことがありません。
2歳の子供は途中で飽きてしまいましたが、2歳半になったころに再度読んだら途中で眠っていました。
個人差はあるとは思いますが、口コミ通りの効果は期待できると思います。
14.おやすみ、エレン
出典:Amazon
上でご紹介した「おやすみ、ロジャー」の第2弾の作品です。
この本は、日本の読者の要望によって「おやすみ、ロジャー」よりもイラストを可愛くし、心理学の観点からの眠り効果をさらにパワーアップさせた絵本です。
可愛いゾウのエレンが不思議の森を冒険するという可愛らしいお話で、ロジャーの絵が苦手だった人にもおすすめです。
15.うまれてきてくれてありがとう
出典:Amazon
ママを探し、ママに愛されたくて産まれてくる赤ちゃん。
そして産まれてきた赤ちゃんに「うまれてきてくれてありがとう」の言葉・・・。
親にとっては、わが子がうまれてきてくれた喜びを思い出させてくれる絵本です。
絵本の最後には、ぜひ子供をギュッと抱きしめてあげたいですね。
親も子供も、きっと幸せな気持ちになれるでしょう。
普段の生活では面と向かって「うまれてきてくれてありがとう」と伝えることは少ないかもしれませんが、絵本を通せば毎日でも「ありがとう」が言えます。
眠る前のひと時に、たっぷりの愛情を伝えるきっかけを作ってくれる絵本です。
まとめ
いかがでしたか?
好みの寝かしつけの絵本はあったでしょうか?
小さい頃に眠る前に読み聞かせをしてもらったという記憶は、子供にとっても幸せな思い出になります。
眠る前のひと時を、お子さんとの楽しい幸せな時間にしてくれる絵本がみつかると良いですね。