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脱毛は自己処理派?サロン派?脱毛方法7種類のメリット・デメリット

 2017/03/29 美容
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毛抜きで抜いてもカミソリで剃っても、数日経てばまたすぐに生えてくるわずらわしいムダ毛の自己処理。
嫌になっちゃいますよね。

自己処理後は赤みや肌荒れ、肌のガサつきや乾燥などの肌トラブルを招いたり、生え始めたときのチクチクやかゆみで悩んだりしている人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は7種類の脱毛方法のメリットとデメリットを紹介していきます。

あなたに合う脱毛方法を見つけるときの参考になれば嬉しいです。

脱毛にリスクはある?ムダ毛の役割と毛周期

まずは、ムダ毛が生えている理由と、処理にも関係してくる毛周期について説明していきます。

ムダ毛はなぜ生えているの?

私たちがムダ毛と呼んでいる体毛ですが、実は体毛にはさまざまな役割があります。

脱毛をしても支障がない役割もありますが、永久脱毛を考えている場合は特に、脱毛することで起こりうるリスクがあることも知っておきましょう。

肌を保護する役割

体毛には、肌を保護するための大切な役割があります。

  • 物がぶつかるなど、外部からの物理的な衝撃を和らげるクッションの役割
  • 腕を動かすなどの動作による摩擦から肌を守る役割
  • 紫外線など、外部の刺激から肌を守る役割
  • 汗やホコリなど、異物の侵入を防ぐ役割

しかし、近年は紫外線から肌を守るために多くの人が日焼け止めやUVカットができるものを使用していますし、洋服を着用することによって、体毛が無くても摩擦や衝撃から肌を保護することができるようにもなりました。

そのため、脱毛をしても大きなリスクを抱えることなく生活できるようになっています。

人間が進化する過程で体毛は次第に退化して薄くなってきましたが、異物の侵入を防ぐ役割を担う粘膜周辺の体毛(眉毛やまつ毛、鼻毛など)や、重要な頭部を保護する頭髪などは、必要な体毛として濃く太く残っているというわけですね。

体温調整する役割

体毛は、発汗をスムーズに行い、また寒い時には体温を逃がさないようにする保温効果の目的があります。

しかしこの体温調節も、洋服や冷暖房器具の普及により、体毛が無くても問題がなくなっている現状です。

汗を留めて蒸発を助ける役割

体毛には、汗を体毛に留めて蒸発を助ける役割があります。

そのため、もし体毛がなかったら汗は留まる場所を失って皮膚を伝って流れ落ちるようになるため、「脱毛をしたら汗っかきになった」と感じる人も少なくありません。

特に脇は汗が伝うと気になりやすい場所ですが、だからといって脇毛の処理をしないわけにもいかないですよね。

気にし過ぎるとそのストレスでますます汗をかきやすくなるという悪循環におちいる恐れもありますので、制汗剤や汗取りパットを上手に使って対策すると良いでしょう。

感覚器としての役割

体毛には、肌に直接触れる前から周囲の情報を察することができる感覚器としての役割があります。
暗闇にいても、周りの危険や障害物を察知できるというわけです。

体毛は薄く短く退化しましたが、今でも感覚器として最も機能しているところは頭髪でしょう。

文明の発達によって夜でも明るい場所が増え、そういう意味では身体の毛がなくて困ることはほとんどないと言えます。

毒素を排出する役割

毛穴から汗や皮脂とともに老廃物が排出されていることは広く知られるところですが、体毛にも、体内に取り込んだ毒素を排出する重要な役割があります。

私たちは、食事や呼吸などから有害物質(水銀、アルミニウム、ヒ素、鉛、カドミウムなど)を日々体内に取り込んでいます。

そしてそれらの一部は体毛に取り込まれ、体毛が抜けることによって毒素を外へ排出しているのです。

ムダ毛と呼ばれても、実はとっても重要な役割を担っていたんですね。

毛周期とは?

私たちの体毛は日々抜け落ちて、新しいものに生え変わっています。
このサイクルのことを毛周期といい、毛周期は「成長初期」「成長期」「成長後期」「退行期」「休止期」の5つの時期で分かれます。

「成長初期」
皮膚の下で、毛細血管から栄養を摂って成長する時期

「成長期~成長後期」
皮膚の表面に出てきて、太く長く、ぐんぐんと成長する時期

「退行期」
毛根が痩せ始め、毛の成長が止まって抜け落ちる準備を始める時期

「休止期」
毛が自然に抜け落ち、次にまた成長初期を迎えるまでの休止期間

人間の体毛は何本生えている?

私たち人間の体には、約150万から200万本の毛が生えています。

しかし、実はそれは目に見えている体毛の数だけなので、全体でみると約3分1程度。
人間の体毛は全部で約500万本と言われており、残りの約3分2は、皮膚の内側に隠れているのです。

そのため、肌表面の毛を処理してもまたすぐに肌の下の毛が生えてくるため、ガッカリしてしまいますよね。

脱毛方法7種のメリット・デメリット

毛抜きやカミソリ、近年利用者が増加しているサロン脱毛など、多くの処理方法がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ここでは、7つの脱毛方法を順番にみていきましょう。

カミソリ

カミソリを使って自己処理を行っている人は多いかもしれません。
カミソリは、安価で素早く幅広い範囲を処理できるところがメリットです。

デメリットとしては、切り傷ができてしまう恐れがあることや、ムダ毛と一緒に肌表面のバリア機能を担う角質層も剃り落としてしまい、肌が乾燥しやすくなってしまうことが挙げられます。

また、目には見えないほどの細かい傷が肌につき、そこから細菌などが入って赤みや炎症を起こしてしまうリスクがあります。

毛が太い人は、ポツポツと黒い点が残って見栄えが悪くなることもデメリットのひとつです。

カミソリで自己処理を行う際は、処理後に化粧水とクリームを塗り、肌に水分と油分をしっかり補うようにしましょう。

脱色・脱毛クリーム

カミソリでの処理が苦手という人でも利用しやすく、塗ってしばらく置いたら流すだけという手軽さが魅力の処理方法です。

また、広範囲の処理が短時間で行えるところもメリットです。

デメリットとしては、ムダ毛と一緒に肌表面を溶かして処理を行うため、かぶれや炎症を起こしてしまう恐れがあります。

脱色・脱毛クリームを使用する際は、必ずパッチテストを行ってから使用しましょう。

そして、使用後は肌が敏感になっているため、肌が落ち着くまではカミソリの使用や紫外線を浴びるなど、肌への刺激が無いように気を付けてください。

毛抜き

1本ずつ処理を行わなければいけないことから、眉毛など細かい部位だけは毛抜きを使用しているという人も多いのではないでしょうか。

手間はかかる方法ですが、確実に1本ずつ処理できるので、細かく形を整えたり、処理残しを防いだりしたいときに利用しやすい方法です。

しかし、毛を無理やり引っ張って抜くため、皮膚も一緒に引っ張られ、後々皮膚にたるみが出てしまうことがあります。

また、ムダ毛が根元から抜けずに途中で切れてしまった場合、皮膚の中に残った毛が、皮膚の中に埋もれたまま成長する「埋もれ毛(埋没毛)」になってしまうこともあります。

根元から抜けずに途中で切れた毛が伸びたときに肌表面に出やすいように、肌を保湿して柔らかくしておくことが重要になりますので、腕や足にも化粧水+クリームで保湿することも忘れないようにしましょう。

ブラジリアンワックス

ブラジリアンワックスは、はちみつなどのオーガニック成分を主としたワックスを処理したい部分に塗り、その上から専用のシートを貼って、ワックスと一緒にムダ毛を一気にはがす(抜き取る)脱毛方法です。

Vラインなどのデリケート部分を含めた脱毛で、近年人気が高まっています。

ムダ毛と一緒に肌の老廃物も取り除けること、一気に広範囲を処理できること、通販などでワックスなどが手軽に購入できるので挑戦しやすいことが魅力です。

しかし、強い痛みが伴うことや、ある程度の長さがないとワックスでの処理ができないというデメリットがあります。

また、一気に肌から毛を引き抜く刺激で肌が炎症を起こしてしまう人もいます。

家庭用脱毛器

近年、家庭用脱毛器でもサロン脱毛と同様の高性能なものも発売されています。

手軽にサロン脱毛と同じような施術ができること、家族と共有できること、他人に見られる心配がないことなどが家庭用脱毛器の魅力です。

しかし、手が届かないところの処理ができなかったり、脱毛器によってはカートリッジの交換などが必要になったりして、結局コスパが良くないというデメリットもあります。

サロン脱毛

近年、手ごろな価格で施術を受けられるサロンが増えてきたことから、需要が高まっている方法です。

サロン脱毛の中にも「光脱毛(フラッシュ脱毛)」や「ニードル脱毛」があります。

まず、以前までの高額なサロン脱毛で主流だったのが「ニードル脱毛」です。
ニードル脱毛は、毛穴一つひとつに針を刺して、電流を流して毛が生えないようにしていく方法です。

毛穴そのものを刺激するため、ほぼ永久的な脱毛が可能ですが、痛みがかなり強く、施術時間もかかるうえに高額だったため、あまり人気が出ませんでした。

そして、次第に「光脱毛」へとサロン脱毛の主流は変化していきました。
光脱毛はサロンによって「フラッシュ脱毛」などとも呼ばれています。

光脱毛は、光を照射して毛根のメラニンを刺激し、毛を細く目立たなくしていく脱毛方法ですが、永久脱毛ではありません。毛周期の2~3ヶ月に合わせて施術を行い、個人差はありますが18回前後でうぶ毛に近い状態になっていきます。

痛みは個人差や施術する部位によっても違いがありますが、輪ゴムで軽くはじかれた程度です。
施術時間もワキだけであれば、着替えを含めても20分程度あれば可能なほど、短時間になっています。

全国的に色々なサロンが増えてはいますが、人気がゆえに予約が取りにくく、通いにくくなってしまっています。

また、サロンによっては勧誘が強く、通うのが嫌になってしまうことがデメリットになる人もいます。

多くのサロンが契約前にカウンセリングを行っているので、気になるところがあれば受けてみると良いでしょう。月ごとにお得なキャンペーンなどを行っているサロンも多いので、カウンセリングや契約前にチェックしてみてください。

医療脱毛

医療脱毛は、クリニックで医師や正看護師の資格を持った医療従事者が施術を行う脱毛方法です。

医療脱毛も毛周期に合わせた施術になりますが、回数は5~6回程度で、サロンよりも高出力のレーザー脱毛器を使用することができるため、ほぼ永久的な脱毛効果が期待できることが魅力です。

痛みは光脱毛よりも強くなりますが、希望すれば麻酔クリームなどを処方してくれるクリニックが多いので、安心して施術を受けられるでしょう。

また、クリニックなので、肌トラブルなどの万が一のときは医師がすぐに対応してくれるところも安心できるポイントです。

しかし、サロン脱毛よりも1回の施術が高価なことや、麻酔を使用しても痛みが伴うというったデメリットがあります。

まとめ

いかがでしたか?

どの脱毛方法にもそれぞれメリットがありますが、その反面、肌に負担がかかるという共通のデメリットがあります。

脱毛にかかる費用や手間、安心の度合い、痛みの度合い、肌への負担などを考慮して、あなたにあった脱毛方法を選んでくださいね。

エステやクリニックでの脱毛を検討するときは、信頼できる施設かどうかはもちろんのこと、費用や期間にも差があるため、しっかりと比較してから選びたいものです。

また、脱毛をしたい人は、肌の抵抗力を高めるために、日頃から、顔だけではなく体全体にも保湿を行うようにしておきましょう。

そして、紫外線から肌を保護することも忘れずに行って、ムダ毛のない綺麗な肌を目指したいですね♪

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ライター紹介 ライター一覧

aya.maron

aya.maron

ライター・3歳の息子の育児に奮闘しながら保育士資格取得に向けて猛勉強中。
美容部員として脱毛サロンでの勤務経験を活かした記事を主に執筆。
これからは自身の出産、育児の知識を元に子育てママの力になれるような記事も執筆中。子育てをしながらでも、ファッションや美容を楽しめるようなサポートをしていきます。

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