赤ちゃんの日焼け止めはいつから?0歳からの紫外線対策!

赤ちゃんを紫外線から守るために「日焼け止め」を使いたいと考えるパパママ。
デリケートな赤ちゃんの肌にいつから使って良いのか迷ってしまいませんか?
紫外線は、成長に必要な栄養素であるビタミンDを作るために必要だったり、病気予防や皮膚を鍛える役割があったりするので、1日15分程度、太陽光を浴びることは必要とされています。
けれど、紫外線のダメージは蓄積されてしわやシミなどの原因になるだけでなく、免疫力の低下、皮膚ガンや白内障発症などのリスクもあるので、できることなら乳幼児期から紫外線対策をしたいですよね。
そこで今回は、そんなパパママに向けて、赤ちゃんに使う日焼け止めについてご紹介します。
▼目次
日焼け止めはいつから?生後0ヶ月から使えるものもあります
赤ちゃんの日焼け止めがいつから使えるかについては、皮膚科の医師によって意見が分かれることもありますが、一般的には生後2~3ヶ月頃とされることが多いです。
生後2~3ヶ月頃までは、特に肌が敏感で肌トラブルが起こりやすい時期なので、できるだけ長時間の外出は控え、日陰で過ごした方が赤ちゃんにとって安全です。
0ヶ月から使用できる日焼け止めも販売されていますが、日焼け止めを塗ると多少なりとも肌に負担をかけることになりますので、どうしても長時間の外出が必要なときだけ使用するなど、最低限の使用にとどめておきましょう。
とはいえあまり神経質になり過ぎず、必要なときはしっかり日焼け止めを塗り、日焼け止め以外の紫外線対策も忘れずにしてお出かけしてくださいね。
かつて母子手帳で推奨されていた「日光浴」も、今は「外気浴」と書き換えられているほど、紫外線が及ぼす赤ちゃんへの悪影響は大きいのです。
日焼け止めの選び方
「ベビー用」の日焼け止めを
まずは「ベビー用」として販売されているものを選びましょう。
ノンケミカルかどうかを確認
ノンケミカルかどうかを確認してください。
大人用の日焼け止めによく使用されている「紫外線吸収剤」はUVB(紫外線B波)の抑制効果が高いのですが、刺激が強く肌への負担があります。
デリケートな赤ちゃんの肌はかぶれてしまうこともあるので、より肌への負担が少ない「紫外線拡散剤」が使われているものを選びましょう。
含まれる添加物を確認
日焼け止めの効果とは関係のない「香料」「着色料」「防腐剤」「合成界面活性剤」などの添加物が入っていないものや少ないものだと、肌への負担が軽くなります。
SPFとPA
普段使いでは、SPF10~20程度、PA+~++程度。
海やプールなどのレジャーでは、SPF20~40程度、PA値++~+++程度。
使用感
使用感としては伸びがよく、ムラになりにくく、簡単に落とせるものが良いです。
簡単に落とせるものは、汗やよだれなどでも落ちてしまいやすいのでこまめな塗り直しが必要ですが、肌への負担は少ないです。
生後0ヶ月から使える日焼け止め おすすめ3選!
1.アロベビー 国産オーガニックUV&虫除けミスト
- 内容量:80ml
- SPF15/PA++
- 虫が嫌がる香り配合(レモングラス、ローズマリー)
- アルコール不使用、合成ポリマー不使用、シリコン不使用、鉱物油無添加、石油系界面活性剤不使用、合成紫外線吸収剤不使用、ディート不使用、無添加、無香料、無着色
- 白浮きせずに、お湯で流せる
- ミストタイプだから、動き回る赤ちゃんにも使いやすい!塗り直しも簡単!
- 30日間返金保証
人気雑誌にも多数掲載され、一時的に在庫切れになるほど人気がある商品です。
肌への負担が少ない成分であることはもちろん、ミストタイプだからお肌に塗るのもとっても楽チン♪
公式サイトで購入すると30日の返金保証がついてくるので、万が一お肌に合わなかったときにも安心です。
2.アロベビー オーガニックUVクリーム
- 内容量:60g
- SPF15/PA++
- ラベンダー&ローズから抽出された天然オーガニックオイルがほのかに香る微香性
- アルコール不使用、合成ポリマー不使用、シリコン不使用、鉱物油無添加、石油系界面活性剤不使用、合成紫外線吸収剤不使用、無添加、無香料、無着色
- お湯で流せる
クリームなので、白く残るという口コミもちらほらありますが、オーガニックでお湯で落ちるため安心して使えます。
敏感肌のママの化粧下地としての使用もおすすめですよ♪
3.オーガニックマドンナ ピュアガードサンミルク
- 内容量:45g
- SPF30/PA+++
- 虫が嫌がる香り配合(レモングラス、シトロネラ、ユーカリなど)
- 水不使用、ディート不使用、アルコール不使用、パラベン不使用、紫外線吸収剤不使用、無着色、合成香料無添加
- 石けんで落とせる
0ヶ月から使える日焼け止めにしてはSPFとPAが高めなので、長時間塗り直しができないような外出時におすすめです。
パッチテストのやり方
パッチテストは日陰でできます。
- 10円玉大くらいを二の腕の内側のやわらかい部分に薄く塗る。
- 30分後に、赤みや湿疹などの異常がないか確認する。
- そのまま24時間様子をみる。
- 問題がなければ、今度は顔や首などデリケートな部位の目立たないところへ日焼け止めを薄く塗ってさらに24時間様子を見る。
- 肌に異常がなければ、大丈夫。(ただし、日光にあたることでトラブルが起こることもあるので注意しておきましょう)
日焼け止めの塗り方と落とし方
塗り方
ポイントは、肌が露出している部分に少しずつ、こすらないように、ムラなく、塗り忘れなく塗ることです。量が少なすぎないよう気を付けてください。
2時間ごとくらいに、こまめに塗りなおすこともお忘れなく。
その際には、汗やよだれを拭いてからにしましょう。
顔に塗るときには、額(ひたい)・鼻の頭、頬(ほお)、顎(あご)に少しずつ分けて乗せ、最後に顔全体に均等に広げます。これをもう1回重ねます。
耳・鼻・首は塗り忘れやすいので気を付けてください。
腕や足などに塗るときには、手首から肘、足首から膝に向かってクルクルと回しながら塗っていきます。外側だけでなく、内側もしっかり塗りましょう。
手の甲、足の甲(はだしの場合)も忘れずに塗ってくださいね。
落とし方
できるならば、帰宅後すぐにお湯やベビー石けんで洗い流してください。
帰宅後すぐは無理でも、お風呂に入った時にはきちんと落としてあげましょう。
よく泡立てた石けんで優しく落とし、決して強くこすらないようにしてくださいね。
ただし、ウォータープルーフなど製品によって落とし方は異なりますので、製品情報を必ずチェックしてください。
日焼け止めを落とした後は、ベビーローションやベビークリームなどを塗って肌を保湿してあげましょう。
もしも日焼けで肌が赤くなってしまった場合には、水で濡らしたタオルで冷やしてから保湿します。
赤ちゃんが泣くほど広範囲に日焼けをしてしまった場合は、必ず皮膚科を受診してくださいね。
その他の注意点
赤ちゃんの誤飲に注意しましょう。
また、虫よけや塗り薬との重ね付けは避けてください。
虫よけリングを使う、日焼け止めに虫よけ効果の香りが入っているものを使うなど、工夫すると良いでしょう。
日焼け止め以外の紫外線対策
日焼け止めだけに頼らない紫外線対策も、あわせて考えていきましょう。
月齢が低いほど、紫外線の強い時間帯や場所へのお出かけは避けた方が良いです。
特に気を付けたい時期は、4月~9月頃。
時間帯は、10時~14時です。
また、日陰を選んで行動することもポイントです。
紫外線対策グッズとしては、ベビーカー用の日よけ、帽子、UV衣料(パーカー・レッグウォーマー・ポンチョなど)、UVカットのカー用品、ベビー用サングラスなどがあります。
帽子は、つばの幅が7cm以上あれば、顔に当たるUVを60~70%カットできると言われています。直射日光が当たる場所での外気浴は、ぜひ日傘を使ってください。
まとめ
いかがでしたか?
日焼け止めは赤ちゃんでも使えます。
だけど、赤ちゃんの肌はとってもデリケート。
アレルギー体質だったりすると、ベビー用の日焼け止めでも使えないことがあります。
大人と同じ日焼け止めを使ったり、パッチテストをしないまま顔に塗ったりすることがないよう注意して使ってくださいね。
日焼け止めを塗るとき、落とすときにも肌に負担をかけないようにしましょう。
傷や湿疹など肌に異常があるときや、日焼け止めを使って異常が現れたときは、皮膚科専門医を受診することをおすすめします。