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生理の臭いの原因と、臭いを防ぐ7つの方法

 2016/07/14 健康
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生理中、デリケートゾーンの嫌な臭いに悩んでいませんか?特に、汗をかいて蒸れやすい夏場は、デリケートゾーンの臭いが周囲の人に届いていないか気になってしまいますよね。

「局部を清潔にしているのに全然ニオイが無くならない」という人は、もしかすると間違ったケアをしているのかもしれません。また、臭いがきつい経血の裏には病気が隠れている可能性もあります。

生理のにおいの原因と、においを防ぐ「7つのポイント」を理解して、正しい方法で気になる臭いを対策しましょう。

本来、経血は臭わないってホント?!経血がクサイ原因

生理中に体外へ排出される経血のうち「純粋な血液」は、実はそれほど多くありません。経血に含まれる内容物は、子宮からはがれ落ちた粘膜や粘液、分泌物、酵素などが大部分を占めており、血液は全体の10%程度しか含まれていないのです。

これらの経血は、体内で存在している時点では「ほぼ無臭」です。ですから、本来であれば生理は臭くないはずなのです。

それなのに、どうして生理独特の嫌な臭いが発生するのでしょうか?

その主な原因は、酸化と雑菌によるものです。

排泄された経血が空気に触れることによって酸化が進むと、鉄サビのような臭いを発生させます。また、経血には雑菌にとって豊富な栄養源が含まれているため、空気中に浮遊するたくさんの雑菌が経血に入り込んで増殖することで、次第に臭いが強くなります。

デリケートゾーンは、汗や皮脂で蒸れて高温多湿になりやすく、雑菌が大好きな場所でもあるため、放っておくと雑菌は更に繁殖し、強い悪臭を放ってしまうのです。

異常なほど臭い生理の経血は病気のサイン?!

「経血自体が臭う」「周囲の人が迷惑がるほどの悪臭に悩んでいる」という人は、その裏に病気が隠れていることがあります。

ストレスや一時的なホルモンバランスの乱れでにおいが変化し、体調の回復と同時に自然に改善されるケースもありますが、長期に渡ってトラブルが続く場合は、病気を疑うことも必要です。

子宮内膜症・子宮筋腫の可能性

経血の臭いの他に出血過多や酷い生理痛を併発したら、子宮の病気を疑ってください。子宮の病気は放っておくと不妊の原因にもなります。この先出産を考えている女性は特に、異変を感じたらすぐに婦人科を受診し、きちんと治療を受けることをおすすめします。

子宮内膜症とは・・・

本来、子宮内腔にしかないはずの子宮内膜が、卵巣や卵管、あるいはその周囲にある組織など、子宮以外の場所にできてしまう病気です。症状としては、生理痛、経血量の増加、月経時以外の下腹部痛、性交痛、腰痛、排便痛などがあり、進行する病気です。

子宮筋腫とは・・・

子宮の筋肉にできる良性の腫瘍です。成人女性の4~5人に1人は持っていると言われていますが、小さい筋腫だと自覚症状がなく気付かないまま過ごしている人も多い病気です。症状は、筋腫ができている場所や大きさによって異なりますが、生理痛、経血量の増加、月経期間が長い、月経時以外の下腹部痛、腰痛、便秘、頻尿、貧血などがあります。

膣炎などの炎症による可能性

女性の膣には様々な細菌がいます。性交渉による感染の他、普段は悪さをせずにひっそりと存在している菌でも風邪などで抵抗力を失ってしまうと、ひょっこり顔を出して膣炎を引き起こすことがあります。

膣炎はすぐに治療すれば治りますが、放っておくと子宮の出入口である子宮頸管が炎症を起こしてしまいます。主な自覚症状として、性器のかゆみやおりものの異常などがありますが、自覚症状がない場合でも、経血自体ににおいを感じるようであれば、膣内が炎症を起こしてる可能性もあるので婦人科を受診するようにしましょう。

生理の臭いを防ぐ7つの方法

 ナプキンはこまめに取り替えると生理の臭い対策に!

あなたは生理用ナプキンをどれくらいの頻度で取り替えていますか?
ニオイの元は繁殖した雑菌。汚れたナプキンを交換せずそのままにしておくと、雑菌が繁殖し、臭いの元になってしまいます。

「長時間吸収ナプキン」の罠

ナプキンをこまめに取り替える時間がない人のために、「長時間吸収型ナプキン」という商品が販売されています。

「長時間取り替えなくても漏れないし、肌触りもサラサラなまま。まだ替えなくてもイイや♪」
なんて思っていたらいけません!

肌触りが気にならなくても、下着の中は汗で蒸れて雑菌が繁殖しています。

長時間吸収タイプのナプキンは、長時間の外出、トイレに行きづらい状況、量が多くて漏れる心配があるとき、などでも安心して過ごすことができるようにと開発されたもので、消臭機能はありません。

放っておけばおくほど雑菌が繁殖して臭ってしまいますので、「どうしても取り替える暇がない!」という時以外は、やはりこまめに取り替えた方が、不快な臭いを抑えることができます。

生理用ナプキンを取り替える頻度はどれくらい?

ナプキンは長くても2~3時間おきの取り替えがベストです。

雑菌が繁殖しやすくなるのは、ナプキンをあててから2~3時間後がピークですから、量が少ないときでも2~3時間に一度は取り替えるようにすると、嫌なニオイも少なく快適に過ごすことができます。

汗で蒸れやすい夏場は、1~2時間おきに取り替えた方が衛生的です。

 生理中の正しい下着と衣類選びでニオイを軽減

下着を選ぶときは、可愛いデザインや色などに目が行きがちですが、生理中は「機能性」や「素材」にこだわって選ぶと良いです。下着だけでなく、衣服選びにもニオイを抑えるポイントがあります。

<下着を選ぶ4つのポイント>

1. 下着は素材にこだわりましょう

ポリエステル繊維のものは、通気性も吸湿性もあまり良くありません。蒸れやすいのでニオイの原因の雑菌が繁殖してしまうことになります。

通気性・吸湿性に優れた素材は、綿でできている下着です。せめて生理中だけでもポリエステル繊維で作られている下着は避け、綿タイプのものを着用すると良いです。

2. サイズ選びも重要なポイント

蒸れない快適な下着選びには「サイズ」も重要です。
大きすぎる下着は、生理中の経血の漏れの原因になり、小さすぎる下着は、肌と密着するので、蒸れを引き起こす原因になってしまいます。

自分の下着のサイズを把握していない人は、これを機にぴったりのサイズを把握しておきましょう。

3. お尻をすっぽりと包む、安定感のあるものを

ローライズ、ヒップハング、Tバックタイプなど、下着にもさまざまな形がありますが、お腹を冷やしてしまうので生理中は避けたいですね。

一番のおすすめはお尻をすっぽり包むタイプです。どんな動きにもフィットするので経血が漏れる心配がありませんし、やっぱり生理中にはメジャーな下着がぴったりなんです。

4. 生理中におすすめの衣服は?

生理中の衣服にも、臭いを抑えるポイントがあります。
ジーンズなどの厚手のタイプは動きやすいですが、生地が厚いので蒸れる原因になります。パンツタイプの衣服を着用する時は、麻や綿タイプのものだと蒸れにくく快適に過ごすことができます。

抵抗がなければ通気性が良いショートパンツやスカートもおすすめです。ロングスカートであれば、足を出したくない人もチャレンジしやすいと思います。

 アンダーヘアを処理して臭い対策

どんな対策をしても生理中の蒸れやニオイが気になる人は、アンダーヘアを処理すると改善されることがあります。

アンダーヘアを処理していないと、通気性が悪いため蒸れやすくなります。そして、毛に付着した経血を綺麗に拭き取れないまま放っておくと、雑菌が繁殖して臭いの原因になるのです。

全てを剃り落とす必要はありません。
「短くする」「量を減らす」など、体をより清潔に保つための最低限のエチケットとして、アンダーヘアを処理すると良いです。

自分で長さをカットするとき、カミソリやハサミでちくちくする人は、専用のヒートカッターを使うと良いです。熱線で処理するため、毛先が尖らずちくちく感を抑えることができます。

生理中はホルモンバランスが崩れて肌が敏感になっている時期です。アンダーヘアの処理は、生理前後に済ませておきましょう。

 布ナプキンで生理の臭い対策

生理中の気になる臭い対策に、布ナプキンを試してみるのもひとつの方法です。

布ナプキンをリピートする人の多くが、「蒸れにくい」「かぶれない」「コットン素材は温かいので冷え対策に良い」「臭いが軽減した」「生理痛が軽くなった」「経済的」など、たくさんのメリットを挙げています。

布ナプキンのデメリットとして「漏れる心配がある」「面倒臭い」などがよく挙げられますが、何よりも重要なのは、感染症のリスクと布ナプキンの安全な取り扱いについて正しい知識を持つことです。

B型肝炎・C型肝炎・HIV/エイズなど、血液感染の恐れがあるウイルスに感染していないかきちんと検査し、安全に配慮して使用することが大切です。

 月経カップで生理の臭い対策

月経カップとは、アメリカやイギリスなどで主に使われている生理用品のひとつ。タンポンと同じように、膣に入れて使います。

日本ではまだまだ購入できるショップが限られていますが、「月経カップが、生理中の臭い対策になる」と、通販で購入する日本人も増えています。

膣に入れて、流れ出た経血が空気に触れることなくカップ内に溜まる仕組みになっているため、臭いを気にせず使うことができます。

「慣れるととても楽」という声がある一方、装着方法を誤ると漏れや不快感の原因になることがあります。また、長時間の連続使用や不衛生な管理など、安全に使用するための取り扱いには注意が必要です。

 消臭スプレーで臭いをさっぱり

電車に乗る前や、途中で席を外せない大事な会議の前などは、消臭スプレーがあると便利です。持ち運びに便利な携帯タイプもありますから、外出先で人と会う時のエチケットにもおすすめです。

スプレーは即効性がありますから、その時々で手軽に臭い対策をしたい人は、持っておきたい逸品ですね。

生理の臭い対策には、専用のデオドランド剤もしくは衣服のにおいを消臭するタイプのものがおすすめです。下着に直接スプレーできるものは、より消臭効果が期待できます。

ただし、肌にも触れる可能性がありますので、配合している成分にも気を使ってくださいね。

生理中の肌はデリケートですから、ちょっとした刺激でもカブレてしまうことがあります。その点、専用のデオドランド剤は肌に優しいものが多く、合成界面活性剤不使用などのものが多いので安心です。

下着や衣類に直接スプレーするときは、下着を着用するまでの時間があるときにスプレーしておくと、スプレーで湿っている下着を着用しなくてすみます。

 陰部の洗いすぎは逆効果?!正しく洗って臭い対策

生理中の臭いを軽減させるためには、陰部を清潔に保つことが必要です。けれど、陰部の洗い過ぎが原因で臭いがきつくなる場合があるってご存じですか?

「きちんと洗っているのに、臭いが取れないのよね…」という人は、陰部を洗いすぎているか、洗い足りないせいかもしれません。

こんな洗い方は特にNG!

  • 市販の石鹸やボディーソープを使って隅々までゴシゴシ
  • トイレでウェットティッシュを使ってゴシゴシ
  • ビデを使って、一日に何回も洗っている
  • 膣内まで毎日しっかりシャワーで洗っている
  • 上からシャワーをかけて軽く流すだけ

洗い過ぎが臭いの原因に

私たちの粘膜には、色んな菌が常駐しています。悪い菌もいれば、良い菌もいるんです。それぞれが持ちつ・持たれつなんですね。

なので、石鹸でゴシゴシ洗ったり、一日に何回も洗ったりを繰り返してしまうと、自浄作用を持つ良い菌まで洗い流されてしまうのです。

同時に、洗い過ぎると肌のバリア機能を壊し乾燥の原因にもなるため、老廃物が蓄積しやすく臭いの元になったり、かゆみや炎症を起こす原因になったりします。

乾燥を防ぐためにも、陰部を洗うときは市販の石鹸やボディーウォッシュはなるべく使わず優しく洗うようにしましょう。ソープを使う場合は、洗浄力が強過ぎず、保湿効果があるデリケートゾーン専用のソープを使うと安心です。

洗浄不足で臭うとき

洗い過ぎると良くないからといって、シャワーで軽く流すだけではやはり臭う原因になってしまいます。

特に大陰唇と小陰唇の間の溝は恥垢(ちこう)が溜まりやすい場所で、上からシャワーで流すだけでは綺麗に洗うことができません。

おりものや経血が付着しやすい陰毛も、蒸れて菌が増殖しやすい場所ですので、毛根をマッサージするイメージで指の腹を使って優しく丁寧に洗ってください。

まとめ

いかがでしたか?

ほんの少しのケアの違いで、生理中の不快な臭いから解放されるとしたら、こんなに嬉しいことはありませんよね。毎月訪れる生理の悩みがひとつでも解決できますように、無理せずできる臭い対策から試してみてください。

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